top of page
  • 執筆者の写真: keromochi
    keromochi
  • 2023年11月5日
  • 読了時間: 7分

こんにちは。

11月だというのに暑いですね。

一昨日の晩、帰り道に半袖で歩いてましたが家に着く頃には汗だくになっていました。昨日今日も一日真夏の格好で過ごしてしまいました。とんでもねえ。これから先どうやって生きていこう。



さて2023年11月3日、東京神保町にて「おもしろ同人誌バザール(以下、おもバザ)」というイベントが開催されました。

おもバザとは、情報系同人誌を主に取り扱う即売会です。要は漫画の二次創作とかはほとんどなくて、評論・紀行・レシピ本・写真集・〇〇レポ・なんらかの体験談などの同人誌が主役ということですね。とても面白いイベントなのでお近くの方はぜひ行ってみてほしいです。

管理人は昨年初めてこのイベントに客として参加してみて、様々な知らない世界と出会うことができて大変おもしろく「我も出展してみてぇ!」と思ったわけです。そして一年後、念願を果たすことができました。


これまで様々なイベントに出展してきましたが、生き物オンリーや自然系・博物系のイベントに限って参加していたため、それ以外の広く様々なジャンルが混ざったイベントは今回が初めてでした。

コミティアやコミケ、デザフェスなどに出展してみようかな...と思ったことも何度もありますが、生き物イベントの中でも土壌動物や生物紀行なんてニッチ枠なのに総合的なイベントで闘えるのか?見てもらえるのか?と思っていました。

そこに現れたのが「おもバザ」です。情報系同人誌イベントということは他の出展者も激ニッチ枠が多いわけなので、ニッチVSニッチ(?)であればやれるのでは?と思い、初めての生き物オンリー以外イベントに挑戦すべく申し込みボタンをポチっとしてきました。


出展数が多すぎないというのも、おもバザを選んだ大きな理由です。コミティアとかコミケとかどうやっても全ブース回り切れないし。全ブースをまわれるような規模のイベントに出て、まずは見てもらうというのを目的としました。


お客さんも未知の世界を知りたがっている人が多い印象です。おもバザこと、知的好奇心激高人間集い処。


―見せてやるぜ、俺の世界をよォ!


これまで出店してきたイベントとは異なり今回は同人誌を売るだけなので、準備は楽チンでしたが、会場への発送の段階で「はて.........何冊送ろう?」となりました。まったく売れ行きが予想できません。

先月のいきもにあは過去にないくらい凄まじい勢いで誌が売れてしまい、会場に持ち込んだ分はすべてが完売となってしまいましたが今回はそう上手くはいかないでしょう。しかし少なく見積もって折角ブースに立ち寄っていただいたのに売るものがないというのはまずい。というわけでええいままよ!と「いきもにあが2dayで〇冊売れた、おもバザは1dayだからその半分だぜ!」と決めました。これが管理人の決意です。


当日は乗換駅でお腹痛麿(おなかいたまろ)になってしまい、おトイレに駆け込みました。そしたら乗換の電車を逃して次の電車が15分後くらいになってしまいました。おもしろい。



神保町につくとガラガラを引いてる人がいたので付いていくと会場に着きました。良かった。

開場1時間前を切っていましたが同人誌を並べるのみなので楽勝です。すぐに設営も終わり同じ部屋(別の階と合わせて3部屋に分かれてる)のブースを見たり以前購入したブースの出展者さんとお話するなどしていました。


そうこうしているうちに11時となり開場。ビルの3階なので、広い会場でのイベントのような盛り上がりはありません。静か―にぽつりぽつりとお客さんがやってきます。


しかしですね、最初の方はなかなか立ち止まってもらえません。「あぁこれはあれだ、たまにツイッターのTLで見る初めてのコミケ出展みたいな『初出展は誰も立ち止まってくれなかった』ってやつか?...」と思いながら椅子に座ってツイッターしてました。


お昼近くなると少しずつ立ち止まってくれる人が出てきました。ありがてぇ!もにあほどの勢いはないものの、誌を買ってくれる人もいて嬉しい限りでした。ありがとうございました。

その後も1,2冊ずつ買ってくれる人がぽつぽつと続き、16時、無事閉場しました。

思ったよりも売れてくれたので帰りは幸いにも配送無しになりました。ありがてぇ~ッ!(心情的にも、お金的にも)。



振り返りとしては、いきもにあ等の生き物イベントの(良い意味での)異常性を改めて思い知ることができましたね。生き物好きから感じ取れる「生き物に対する飢え」のようなものがこうしたイベントでは感じられず(当然である)、我ら生き物好きと非生き物好きとの間にある絶対的な隔たりがあると思いました。でも、そんな我々が落ちて這い上がることのできない深淵を上からチラ見してみたいという非生き物好きは少なくはない、そんな印象です。


※ここでいう非生き物好きは生き物嫌いという意味ではありません。「生き物が生活の一部」「魚に人生を捧げたい」「寝ても覚めても虫のことしか頭にない」「三度の飯より骨が好き」みたいなそういう人ではないという意味です。たぶん弊ブースに立ち寄る人は、一般人としては普通に生き物は好き・嫌いじゃないという人が多いと思います。物凄く簡単に言うと所謂生き物屋かそうでないかの違いなのだろうか。



ただ、初見の人が新刊を買っていくのは恐らく普通のことなのですが、土壌動物のことばかりな今回の新刊「ニュージーランド生物紀行」が初めて買っていく本で本当にいいのか?とは思いました。かといってインドスリランカ生物紀行がジャブかというとそうでもない。



まあ後は、誌に出てる生き物で一緒に語れる人の少なさが寂しいみたいなものはありました。

そりゃMokopirirakauやHolacanthellaを語り合えるいきもにあは、やはり全国的に見ても異常空間なのでしょう。でもこれまで当たり前のように反応されていたムカシトカゲに反応する人は今回一人もいなかった訳です。私の中ではムカシトカゲはトリケラトプス並の存在なのですが、一般ではそうではない。そうしたことを、知ってはいたけど「そうか.........」と気付かされる時間でもありました。知ってはいたけど。でもきっとあの会場にいた出展者は少なからずそういう思いをしてきているのではなかろうか。そう、俺たちジャンルは違えど同士なのではなかろうか。などと思いながら帰路につきました。


別にそれが良いとか悪いとか、もっと布教しなきゃとか、そんな話じゃない。対面イベントはこうして自分と世間との隔たり感をキャリブレーションする時間になるわけです。おもバザに限った話ではなく、これは生き物イベントでも毎度そうでTLの誰もが知っている(と勝手に思い込んでいる)生き物を、そこにいない人は知らないことが当たり前なのを忘れないための時間でもあるのではないだろうかと思っています。




次回のおもバザの開催は2024年4月27日(土)に秋葉原で行われるらしいです。frogplanetの出展は今のところ「しない寄り」です。なぜかというとGWやないか。つまり、そういうことです。


お時間ある人は行ってみてくださいね。なんと次回は入場無料だそうですよ。今回は入場料千円だったので、浮いたお金でもう一冊買えるドン!



来年はイベント出展どうしようかな。

基本frogplanetが出展してそうなのに出展してないイベントは、申し込みを忘れちゃってるか意図的に申し込んでいないかの大抵どちらかなので、前はこのイベント出てたのに今回は出てないな~ということがあったら察してください。

なんか最近はもう人生の余暇楽しむモードになっているので、あまりガツガツと連続で出展したりもしません。イベント当日はめちゃくちゃ楽しいし大人の文化祭的で大好きだけれど、やっぱり準備に労力がかかりすぎる。今後も対面イベントに関しては年1~2回、がんばって3回くらいまでの出展になると思います。来年になったら違うこと言ってるかもしれないが。月に何度も出展してる人、本当にすごいよ。


あとは最近の遠征が一個一個重めなので、そちらに時間を割きたいなというのもある。割きたいなというか、意識せずとも遠征に関することがライフワーク的に時間を割かざるを得ない状況になっていることも確かです。憧れが強すぎる。他の何にも憧れに勝てない。早く憧れを東京湾に沈めて楽になりたいって毎晩思う。



まあただあれですね。今後はもっと臓物丸ごとベロンと曝け出したものを執筆したり作ったりしたいという思いは今回のイベントを通して強くなりました。そういう意味ではおもバザではかなり刺激を受けた。

ただグッズでそれをやってしまうと本当に売れ残って文字通り泣くことになるので、結局同人誌がベストな形である気がする。同人誌であれば販売先はあるだろうしなんとかなる。たぶん。腐っても筆を執りてぇ。もはやブログでも寄稿でもなんでも良いんだけどね。と言いながら私は本という形あるものが好きなので、完成形は本にしたいと思うのでした。



はい、今回はこんなところですね。

おもバザに遊びに来てくれた方々、誠にありがとうございました。

またどこかで会いましょう。












  • 執筆者の写真: keromochi
    keromochi
  • 2023年10月13日
  • 読了時間: 8分


みなさん、こんにちは。

前回のブログ更新から10か月ぶりだ、かなり早いな。


10月7日と8日、京都にて「いきもにあ」が開催されました。

frogplanetも、昨年に引き続き出展することができました。

お越しの皆さん、運営の皆さんありがとうございました。誠に、誠にでございます。

たくさんフォロワーさんたちとも会えました。遊びに来てくれてありがとう。

隙あらば生き物語りしてすんません!



えー、今回のいきもにあをきっかけにフォローしてくださった方も多いと思うので、一応自己紹介しておきますか。

初めまして。ツイッターではネタ絵ツイートやオリキャラでお馴染み、

インスタでは生き物観察初心者でお馴染みのfrogplanet管理人こと、けろもちです。


自分を一言で表すと何か...?

過去のブログ記事を見ているとぴったりな文言が見つかりましたので引用します。

「沖縄に行くのと似たような感覚でインドに向かっていきました。」

以上です。



さて、いきもにあの振り返り。


Amazonから什器が届いてウキウキで組み立てた時の写真。

(まだ新刊が届いていないのでカエルくんが置いてある)

今年のトピックとしては、頒布する同人誌が4冊になったということで「同人イベントでよくみかける棚状の什器」を新規導入してブースに置けたことでした。あれ実は憧れだったんだよね。

まず複数冊作り続けないと導入することはないだろうから「俺はこんなに誌を刷ったんだゾ」という主張ができますよね。そしてやっぱり壁っぽいのでドーンとした存在感がある。お客さんの目線上に置けるという意味でも大事。


あとこれは出展して初めて分かったのですが、1冊ずつの本立てるやつより、なんか手に取ってもらいやすいというのがありました。

去年までは100均の小さな立てるやつを使ってたのですが、あまりに小さく軽すぎたのかお客さんが本を取る度にズレたり引っくり返ったりしてて微妙だった。たぶんそういう用途のやつじゃなかったんだと思う。




そして、新刊「ニュージーランド生物紀行」ですよ。

これが今回結構ヤバかったんですね。原稿落とし的な意味で。


これまでの生物紀行シリーズは何年か前の遠征をまとめて冊子にしておりました。つまり締切までにかなり時間に余裕を持って書くことができたわけです。

ところが今回のニュージーランド生物紀行においては、今年の2月に遠征してその後に書き始めたものなわけです。締切は9月中に来ているので、7か月くらいで仕上げています。そりゃあんた7か月もありゃあ1冊くらい書けるだろうよ。そうかなあ。ちなみに管理人は執筆に飽きが来るタイプなので、平気で途中2か月くらい放置します。つまり実際の作業期間は5か月くらいだったわけですね。


それに加えて他の執筆やデザイン作りも立て込んでおり、新刊制作にまったく触れない期間が+1か月くらいはあったと思います。あと今年からなのかよくわかりませんが印刷所の納期が去年より遅くなってたのと、いきもにあが去年より3週間くらい早かったのとで、さらに早く入稿せねばなりませんでした。

普段あまりこういうこと言わないんだけど正直とても大変だった。いや~よく乗り切ったわ。


管理人もこれまで色々な同人誌(not 二次創作系)を買って読んできましたが、同人誌っていろんな種類がありますよね。扱っているテーマが多様なことはもちろん、漫画、図鑑形式、エッセイ、写真集、評論、紀行、解説、イラストなどなど。オデ、インディーズボン、ダイスキ!

中でも旅行記・紀行分野では、見てる感じだと漫画の旅行記が多いですね。やっぱり漫画ってサクサク読めるし、絵がかわいかったりするとそれだけで持っていたくなる、そんな本も多いです。ほんと漫画描けるって強いわ。


管理人もフィールドレポ漫画とか紀行漫画描きたいけれど漫画力(まんがぢから)が足りないため、なかなか踏み切れません。その代わり現地で撮影した写真をなるべくできる限りの情報を加えて載せています。ニュージーランドのリクウズムシの写真が複数出てる本なんて日本にそうありませんよ(ドンッ)。


見てるか~?

某アレで、俺の持ち込んだ自作冊子に「マスターベーション」って言ってきた人。

...............スゥ-......そうだぞ!!!!(クソデカボイス)そして今も存分に続けてるぞ。

この件は一生忘れないですが、まあ本当にその通りなんです。人は自慰行為で生きるんです。

パンツ脱いで遠征行って作品作りした方が絶対に気持ちいいし(自分がパンツを脱いだ作品作りを出来ているかはまた別。たぶん出来てはいない)、死ぬときに「あぁ...あんときパンツ脱いで作品作りしたかったなぁ」って後悔したくない(何)。うるせぇ!好きなこと経験して、好きなもん作って何が悪いんじゃ!


ということですね~。


閑話休題。


既に読んでいただいた方には分かるかと思いますが、内容がド・ニッチなんですよ。ムカシトカゲとかキーウィとかは分かる。ニュージーランドと言えばって感じだし。ウェタもフィギュアになってたりしてそこそこ有名なんで分かる。でも当人はイボトビムシ探しに行ってるんすよ。だから自ずと土壌動物の写真ばかりになるし、ニュージーランドまで行って土這ってるんかい!って話なんで、こんな本誰が買ってくれるんやろか...(ショボショボ)となりましたね。もう執筆やめたろか?と途中で思いました。100回くらい。まず、多くの人からすればイボトビムシis何?って話だし。逆に私からすれば、え!?オセアニア行ったのに土壌動物探さなかったの?って話なんですけど。


でもそんな心配を余所に、いきもにあのお客さんには刺さったようでよかったです。いや、刺さってるのかは知らんけど。なんかおもしろそうな奴がおもしろそうなもん書いてるとでも思っていただけたら幸い。

お陰様で既刊の

「トカゲモドキ探訪録」

「メスティン持ってラオス旅」と合わせて4種類、2日目の途中までにすべて完売してしまいました!!!!こんなこと初めて////

買えなかった方、ごめんなさい🙇

でも会場に持っていった誌が全て売れるっていうのは、これ以上嬉しいことはありません。感謝感激雨ササゲ。


同人誌の完売だけならともかく名刺、Tシャツのほとんどが売り切れになってましたね。パァン!!見積が甘い!!


ちなみに現在通販OPEN中なので、もし買えなかったヨーという方やいきもにあ行けなかったヨーという方がいれば、よければどぞ→frogplanet

期間限定で送料無料でございます(10月15日まで)。


ブースのお話に戻りますと、今回は久しぶりに生体展示をさせていただきました。土壌動物のフォトアルバムなんかも置いちゃったりして。いろんな人に見ていただけました。嬉しいね。


今回連れていった生体は自宅で累代しているヤエヤマサソリと、近所で採集してきたトビムシ、ダニ、陸貝、等脚類、ヤスデなどの土壌動物でした。


生体展示の告知を直前までしなかったのは、採集した土壌動物のラインナップがどうなるかわからなかったためでした。そもそも採りに行けるのかスケジュール的に微妙だったのと、土壌動物を京都までハンドキャリーして展示に耐えうる状態かどうかが怪しかったからです。


ただ彼らはリター層でこっそりしてる奴らなので、あんまり色んなのを手際よく見せるというわけにもいきませんでしたね。まあそれも含めての「生態」展示になったのではないでしょうか。


フォトアルバムは写真をプリント屋に注文しようとしたら納期が終わってたので急遽自宅プリントしたものでした。ギリギリでいつも生きていたいからさぁ。アルバムを買う&詰めるのなんて前日のホテルでやりました。この作業はちょっと楽しかった。


やっぱり土壌動物は肉眼で見たら点みたいなもんなんで、これを拡大したらこんな風に見えるっす、フヘヘ...みたいなのをずっとやりたくて、それがようやくできたので良かったです。トビムシの写真とかもお姉さんたち可愛いって言ってた。来るかもな、俺たちの時代が。

まあ何より動物園とか昆虫館とか行ってもトビムシとかダニの生体展示ってなかなかないので、こういう場でトビムシってこんな姿なんだよ~というのをお見せすることができて嬉しかったですね。土壌動物の布教ができたのではと思います。


あと面白かったのが、『これなんだか分かりますか?(タマヤスデを指す)』「え~...ダンゴムシ?」『これはね~、実はヤスデなんですよ』「ええー!!」という流れを複数回やった。分かってい過ぎる展開だけど良かった。



いきもにあ会場のBGM、良かったですよね。去年も設営時に何やら勇ましい感じの曲がかかっていましたが、今年も開場中、懐メロ・思い出メロがかかっておりました。

接客中にSOUL'd OUTが流れてきて「あぁ~~SOUL'd OUTだ~~(恍惚の表情)でもこれぇたぶん幻聴だよな~」と思っていたら、本当に流れていたらしいです。凄いね。生き物グッズが買えてSOUL'd OUTの曲が聴けるのはいきもにあだけだぞ。ちなみに管理人はSOUL'd OUT解散ライブ参加の民でした。そりゃあ恍惚の表情にもなるだろ。1000000 MONSTERS ATTACK(ワンミリオンモンスターズアタック)したろか?

他にもいろいろな好き曲かかってました。いきもにあ会場プレイリスト欲しい。


同人誌やグッズの感想もありがとうございます!!!!めちゃ嬉しいです。生きます。まだいきもにあ戦利品ツイートしてないよというそこの貴方、した方がいいですよ。なぜなら作家たちは今頃めちゃくちゃサーチしているからです。作品ゲットできて良かった!お話しできて楽しかった!というその一言が作家を生かします。本当に。熱が冷めない内に、ぜひ。



はいー、こんなところでしょうか。

今年も良き思い出ができました。売り子氏もお疲れさまでした!

遊んでくれたみなさん本当にありがとうございました。

またいつかどこかでお会いしましょうね。


ではまた。




↓通販開催中!よろしくどうぞ🐕↓











ブログいつぶりだろうと思ったら1年ぶりでした。

最近は1年なんて一瞬なんですが、さすがにもうちょっと記事書けよと思います。

まあ特に書くこともないしいいか。


さて、昨日から久しぶりにBASEをオープンして、

「インド スリランカ 生物紀行」の販売を開始しました。

早速ご購入いただいた方、ありがとうございます。


インドとスリランカに行ったのは2018年の2月なのでもう3年前になるのですが、

同年の7月には構成を考えていた記憶とデータがあるので、2年半ほど考えたり白紙に戻したりしていたらしいです。長かった。そして遅筆。


遠征記をブログに書いていくことも考えたのですが、年一更新したらいい方なくらいなので

このままでは一生書き終わらないというのと

明確な目標としても、遠征を流れとして見ることができる本というひとつの形になったものがあると良いなと思い、

昨年からようやく本格的に書き始めました。


そもそも普段はそんな遠征記なんてほとんど書こうともしないのですが、

インドやらスリランカに行ってまで生き物探しをしている人もあまりいない気がしますし、

行って終わりではなく何かしらの形を残して、それがいつか誰かの今後の旅行や遠征に行くヒントにでもなってくれたらいいなとか、そんなところです。


ツアーを組んで行く旅行もいろいろあり、それもまた魅力的ではあるのですが

当時の自分にはその選択肢はなく、沖縄に行くのと似たような感覚でインドに向かっていきました。


西ガーツ、ペリヤー湖をいかだで渡る(南インド ケーララ州)


あのあたりの地域には人それぞれ色々なイメージがあると思いますが

私が訪れた南インドのケーララ州は、穏やかな印象でした。

実は元々はムンバイに行く予定だったのですが、色々と予定が変わり

せっかくなら西ガーツに行きたいなと思ったので思い切って目的地を南にずらしました。


インドは広い国土と様々な環境のある国です。

今度インドに行く機会があれば、ガビアルを観に行きたいと思っています。



熱帯雨林の中を流れる川(スリランカ南西部)


スリランカは最初は正直、乗り継ぎのついでくらいの気持ちで予定に組み込んだのですが

ついででは済まされないくらい魅力的な土地でした。

スリランカのウェットゾーンは、日本の南西諸島が好きなら必ず好きになれるのではと思うくらい

素晴らしい環境でした。

水が豊かで、渓流から浅い川へと広がり、山地と水田に囲まれた緑の鮮やかな風景を忘れることはできません。



マングローブの森(スリランカ南西部)


対面イベントもしばらくできていないので、この遠征について存分に語れないのは惜しいですが、

本が完成して読み返していた時に

「あれ?あんまり言いたいこと言えた感がないな?」と思ったのでこの記事で追加という形にいたします。

本の内容に関してはもう少ししっかり書くと80頁くらいになる気がしたので、割と削ってしまいましたが

長くなりすぎるのもなんかアレなので、64頁となりました。

充分かな...。


またいつか対面イベントができるようになった暁には、誰か捕まえて語ろうと思ってます。

あとは、地味にイラストにめちゃめちゃ時間がかかったので、見ていただけると嬉しいです。


インドコブラ(スリランカ)


それから、遠征記なのでおすすめごはんとかも紹介しています。ぜひ見てみてください。

生き物写真にごはん情報を合わせると何気に好評だったりしますね。


-----


余談ですが、この遠征の一週間後にラオスに行ってました。

ラオス遠征記を書くかはまだ迷い中です。

しばらくはゆっくりしようと思います。


それでは、また。



↓販売ページ↓


当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.

© 2024  frogplanet

  • Twitter
bottom of page