ヤマタニシ科 Cyclophoridae
ミジンヤマタニシ Nakadaella micron
殻径およそ1.8mm
石下にて発見。
ヤマタニシの仲間で蓋がついている。
触覚の根本についている黒い点々は何だろう。
触覚の根本の黒い模様が眉毛みたいな個体。
くっきり太眉。もしくはフェルマータ。
肉眼では殻の存在は分かるが、軟体部が出ているか否かを確認するのは難しいので
レンズかルーペを覗く。
神奈川南東部
2022.12.30 撮影
ヤマタニシ科 Cyclophoridae
ミジンヤマタニシ Nakadaella micron
殻径およそ1.8mm
石下にて発見。
ヤマタニシの仲間で蓋がついている。
触覚の根本についている黒い点々は何だろう。
触覚の根本の黒い模様が眉毛みたいな個体。
くっきり太眉。もしくはフェルマータ。
肉眼では殻の存在は分かるが、軟体部が出ているか否かを確認するのは難しいので
レンズかルーペを覗く。
神奈川南東部
2022.12.30 撮影
更新日:2023年1月17日
アカザトウムシ科 Phalangodidae
コアカザトウムシ Proscotolemon sauteri
体長1mm強。
2022年の年末にいつもの林道で見つけたコアカザトウムシ。
眼丘は盛り上がるが尖っていない。
正面顔。
石めくり下にて発見。
神奈川県南東部
2022.12.30 撮影
みなさん、こんにちは。
あっという間に暑くなってきましたね。
今回は、以前このブログで紹介した「ルリゴキブリのケースにヤエヤマサソリを突っ込んで飼育する方法」について の近況を報告していこうと思います。
簡単に説明すると、ヤエヤマサソリの幼体に細かい餌を与える世話が大変だったのでルリゴキブリのケースに突っ込んで自由に捕食してもらおうという飼育法を続けています。
2021年の7月ごろ、親サソリが子を産みました。
幼体たちはルリゴキブリを食べながらすくすくと育っています。
2022年5月20日、ケースを確認してみると去年の7月に産んでいた個体が再び子を背負っていました。
ルリゴキブリから得られた栄養で産まれてきた子供たち
前回の出産から10か月間、この親個体は自ら捕らえたルリゴキブリしか食べていないわけですが充分な結果です。
幼体はシラスみたいでかわいいですね。
そしてこちらは去年の7月に生まれた姉貴たち。
7月の時点で3~40匹産まれているのですべてが育っているとは言えませんが、手でコオロギやホソワラジなどの餌を与えていた時よりは上手く育てることができています。
現在は大きいもので10mm程度(尾を含めず)。
これくらいになるとルリゴキブリの成虫は余裕で捕らえることができるようです。
シラスのように白く弱弱しかった子サソリたちも、ルリゴキブリの成虫を容赦なく襲うハンターになっています。
現時点では大分上手くいっているルリゴキブリとヤエヤマサソリ飼育ですが、ひとつ懸念点がでてきました。
ヤエヤマサソリが大きく育つのはいいことですが、パワーバランスが崩れケース内のルリゴキブリが減少してきている感じがしてきました。
上の写真の通り、成虫がどんどん捕食されているために産卵数が少なくなっているのは確かです。
まあ結局のところシカとオオカミの話のように、餌が減ればサソリも減るとは思うのですが、飼育下である以上飼育個体が減ってしまうのは悲しいことです。
幸いルリゴキブリの卵鞘はまだまだ大量にあるので、予備ケースに分けてサソリなし環境でもルリゴキブリを殖やそうかなと思ってます。
あとは、もう長年同一コロニーで殖やし続けてしまっているので血の入れ替えのために機会があれば追加を入れる、かも。
おまけ
今回出産していた親サソリとその子サソリをUV撮影してみました。
サソリはブラックライトで光るという性質があります。
親サソリは青白く光っていますが、産まれたての幼体はまだ光りません。
それでは、今回はこのへんで。