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シママルトビムシの脱皮

  • 執筆者の写真: keromochi
    keromochi
  • 2020年3月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年11月28日


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久々のブログ更新です。前回から半年ぶりになってしまいました。

本当は最低でも月1くらいで更新したいのですがなかなか思い通りにいきません。


今回はシママルトビムシ(クモマルトビムシ科 Dicyrtomidae)の脱皮の様子を上げます。

いつものように神奈川の南部で観察をしていたところトビムシを見つけました。


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少しするとなんだか様子が変わってきました。

マルトビムシは食事以外のときは歩き回っていることが多いですが、

歩くのをやめてもにょっとしてきました。


うっすら白っぽくなるような感じです。皮が浮いてきたのでしょうか。

その辺りの写真はあまりうまく撮れなかったので省きます。


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皮が浮き始めたようになってからおよそ3分後。

脱皮が始まりました。

まずは背中を突き破り頭が上ってきます。


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上の写真から1分後。

ほぼ全身が出てきました。

跳躍器だけで全身を支えている状態です。

脚と触覚をピンと前に伸ばしています。

腹管(粘管:collophore)に水滴がついてるのが見えます。


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上の写真からおよそ1分。

脚と触覚をだらりと少し曲げました。

まだ跳躍器で立ち上がっています。バランス感覚が凄いです。

脱皮殻の方には眼の部分と触覚が確認できますね。くしゃくしゃですが。

脱皮殻の透き通る様子が非常に美しいです。毛の一本一本までしっかりあります。


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上の写真からおよそ2分。

脱皮が終わり、地面に降り立ったところです。

腹部はまだ少ししわしわです。これから張っていくのだと思います。

この後はしばらく同じ場所でじっとしていました。


ほんの数分の間に脱皮を終わらせてしまいました。

天敵も多いと思われるのでさすがに素早いです。


偶然脱皮に立ち会えたので結構慌てて撮影してました。

今度はもっと落ち着いて作業したところです。

狙って撮れないのでなかなか難しいですが...。

誰か動画に収めてくれないかなー。


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